
関節に不具合があるので、膝に痛みが生じていると思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実はそれよりも多い痛みの原因が筋肉の拘縮。筋肉が拘縮することによって、なぜ関節に痛みが生じるのでしょうか。
筋肉が硬くロック(拘縮)すると、関節に大きな負荷がかかる
筋肉が硬くなるとどうして関節に大きな負荷がかかるのでしょうか。正常な筋肉は、スイッチがオフになると力を抜くことができます。力が抜けるというのは、筋肉が縮むのをやめて、伸びることができるようになっている状態なのですが、筋肉がロック(拘縮)してしまうと、スイッチがオフになっても力がは入ったままになってしまい、縮んだまま伸びることができなくなってしまいます。関節をまたいでいる筋肉が、きちんと伸びることができるのであれば、どこにも負担はかかりません。ところが、硬く縮んだまま伸びることができない筋肉がある状態で、その筋肉を伸ばすような関節の動きをすると、関節を押しつぶす力が発生します。
膝を曲げると痛みがでるケースと、膝を伸ばすと痛みが出るケース
膝を曲げた時に痛みがでる場合と、膝を伸ばすと痛みが出るケースでは、それぞれ原因となっている筋肉が異なります。
膝を曲げた時に痛みが生じる場合は
- 中間広筋
- 外側広筋
- 内側広筋
などの太もも前側の筋肉のロック(拘縮)が原因となっています。
逆に膝を伸ばした時に痛みが生じる場合は
- 腓腹筋
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 膝窩筋
など、膝裏を通る筋肉のロックが原因となっています。
ロック(拘縮)した筋肉は、マッサージやストレッチでは改善しない
筋肉のロックは、筋肉の守る仕組みによって起きています。通常この守る仕組みは、筋肉に負荷がかかった時に、筋肉に瞬間的に力を入れることによって負荷から筋肉を守っています。ところが、ある条件が加わると、瞬間的に力が入るのではなく、継続的に力が入り続ける状態になってしまうのです。
筋肉は守るために硬くなっているわけですが、守ろうとして力が入っている筋肉に刺激や、無理やり伸ばすような負荷をかけるとどうなるでしょうか。
お察しの通り、さらに守ろうとして余計硬くなってしまいます。
筋肉のロックを解除するためには、筋肉の守る仕組みを解除する必要があるのです。
色々試してもなかなか膝の痛みが改善しない方は
色々と試しても、膝の痛みが改善しないという方は、以下のことに該当しませんか
- 筋肉は刺激を加えたり、伸ばすと柔らかくなると思っている
- 偏った食生活
- 膝関節周りの筋肉にだけにアプローチしている
もし、色々と試してみても膝の痛みが改善しない方は、一度私たちの施術、「ミオンパシー(筋肉療法)」を受けてみてください。
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